マンションで資産運用
資産運用におけるマンションの購入は、自分の資産をマンションという形にし、そこから得られる家賃収入で利益(資産)の増幅を狙う運用手法です。
物件の利益率が高く、立地など入居者にとって魅力的な条件が揃っているならば、利回りの低い定期預金などに資産を置くよりも、収益率が高いのが特徴。物件によっては、一度購入すれば子供の世代にも引き継げる資産になります。
一方で、収益を上げるには当然ながら入居者が必要。物件の需要が低く、空き室が続く場合には損益となってしまいます。また、入居者が家賃を滞納する場合や住人同士のトラブルといった問題も発生します。
そのため通常、マンションをつかった資産運用では運営会社にこうした管理を任せることになりますが、その場合には当然マンション管理会社への手数料などが発生します。
また、管理会社自体の経営悪化によって敷金などの諸費用の行き先が不透明になるケースなどもあるので管理会社選びは、物件の選択と同じくらい慎重に行う必要があると言えます。
マンションに投資する資産運用手法は、一度軌道に乗れば高い利回りが期待できる半面、初期投資が大きく、下調べにかかる労力も大きいと言えます。