資産運用の初心者がまず考えること

初心者がまず考えること

 個人の資産運用と聞くと何やら難しそうな響きがあります。また、まったく資産運用の経験がない初心者の場合には、複雑な株の配当や国債、金利などの知識を学ばないといけないと身構えてしまうかもしれません。

 そうした資産運用に関係する知識は、もちろんのちのち学ぶ必要があります。しかし、不動産や投資信託などの知識は、実際に運用を行う上で必要になる「手段に過ぎない」ということを、特に初心者のうちは心に留めておきましょう。

 資産運用によって実現したいのは、複利の力によって自分に必要なお金をお金が産んでくれる仕組みを作り上げることですよね。そのために、個人資産投資の初心者がまず考えなければならないのは、自分が置かれた現状の把握と目標の設定です。

 あなたは、1年間生活するのにいくらお金が必要でしょうか? 例えば、月々30万円で生活できるのであれば、年間360万円。このお金を年利1パーセントの資産運用手段で獲得するとしたら、必要になる個人資産は3億6000万円となります。

 とはいえ、税金などを考えるとここまで単純に計算はできないのも事実ですし、資産運用手段によっては、年利率は大きく変動します。年利が1%から2%に、たった1パーセント増えるだけでも、運用に必要な個人資産総額は半分の1億8000万円になります。個人資産運用の初心者のうちは、この利回りと投資リスクは、一般的に比例すると考えるといいでしょう。


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