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ひざが痛い!原因は?
膝の健康を損なう原因は、2つに大別されます。ひとつは加齢(老化)によるもの、ひとつは膝の病気をわずらっているケースです。どちらの場合でも、適切な対応を行うことで対処が可能です。
老化による膝の痛みは、特に女性に起こりがちです。加齢とともに筋肉は衰え、骨の頑丈さも衰退していきます。すると、それまでは筋肉や骨がカバーしていた運動の負担が直接、ひざ間接にかかるようになってしまうのです。
一方ひざの病気としては、(1)リウマチ、(2)半月板損傷、(3)変形性膝関節症の3つが「ヒザの三大病」として知られています。中でも、膝に問題を感じている大多数の人が、(3)の変形性膝関節症に当てはまると言われています。
変形性膝関節症とは、ヒザ関節にかかる負担によって、大腿骨と頸骨の間にある軟骨がすり減ってしまう病気です。軟骨がすり減ることで、骨同士が接触し、炎症が起こります。そしてときには骨同士の位置がズレしてしまうこともあるのです。
痛みを解消するには?
変形性関節症など、ヒザに関する健康問題を解消するうえで効果が高いと言われているのが「グルコサミン」や「コンドロイチン」です。ひざや間接に痛みを感じている患者さんでも、その痛みが和らいだという声が多く聞かれます。
グルコサミンとは、人間の体内にあるアミノ糖のひとつで軟骨の構成成分にあたります。従ってこのグルコサミンを積極的に摂取することで、痛みの原因となっている軟骨の再生に寄与するというわけです。
グルコサミンは、カニの殻などから抽出し、サプリメントという形で市場に出回っているポピュラーな健康食品です。慢性的な膝の痛み、ひざの健康に問題を感じているのであれば、試してみる価値はあるでしょう。